グローバル女子会 2日目~①イスカンダル市~

今日も朝からハイピッチ!

10時からタイトスケジュールで2日目開始です。2日目の予定はこちら↓

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10時~: コタイスカンダル(新市長舎集合)→イオン見学(30分)

       →ランチ→ラーキンスタジアム→お宅訪問(モレックコンドミニアム)

17時~: フリータイム

19時~: パーティー

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最初に訪れたのはイスカンダル市です。

イスカンダルと言えば宇宙戦艦ヤマトを思い出します。

イスカンダルとは古代マケドニア王国のアレクサンドロス大王の人名(アラビア語、ペルシャ語)で、東南アジアでこの名前があるのはイスラム教の東進により英雄伝説が時代を越えて伝わっているからだそう。

新市庁舎の横にはイスカンダルの説明書と展示品が飾られています。

館内を案内してくれるのは地元イスカンダル市のガイドさん。

英語(マレーシア人の英語はマングリッシュと言うらしくゆっくりなので聞き取りやすい)でしたが、さすがはガイドさん!簡単な単語を使って説明してくれました。


中でも印象的に残ったのは、太平洋戦争中に日本軍がジョホールバルに進撃し勝利を収めた話でした。

『マレーの虎』と言われた山下将軍がジョホールバルの戦いでは有名です。

イスカンダル側にイギリス軍はシンガポール側に対峙し、海を挟んで両国は攻め入る隙を伺っていたそうです。イギリス軍はマレーシアとシンガポールをつなぐ土手道を爆破したために日本軍は海から攻め入ってくると睨んでいましたが、いくら待っても攻めてきませんでした。日本軍はある時に待機場所と遠く離れた場所で真夜中に車のライトを何回も光らせていたそうです。イギリス軍は不思議に思ったのですが、その場所から日本軍が攻め入ってくると睨み、軍を待機させていました。しかしそれはイギリス軍敵を欺くための作戦で、その間に日本から兵隊を募り、反対側から海を渡ってシンガポールを進撃したと聞きました。


まさか日本の歴史をこの場所で聞けるとは驚きでした!

市庁舎の壁は考えられて作ってあります。

水が入ってこないようにする一方で風が入る設計になっており、一見オシャレなデザインなのですが機能性にも富んでいます。なんでもアラブ人が設計したのだとか。王様もアラブの血をひいてるそうです。


いよいよ議事堂の中に入ります。

ですが、議事堂には外からすぐ入れない造りになっています。外からの扉を開けると小さい部屋に続いています。小さい部屋に一度入ることによって、議事堂に入った時に議事堂の中を大きく見せる効果を狙っているためだそう。

中は広くゆとりのある造りになっています。見学した日は休日でしたが、ガイドさんに言えば見せてもらえるそうです。

議事堂の天井はパイナップルの半球をデザインしたもので、マレーシアはパイナップルが有名なのだとか(2015年現在で世界20位)。

Josapineというパインが美味しいと勧められました。パインを全面に出しているのか、ハリウッドならぬパインウッド・スタジオがジョホールバルにあるらしく、マレーシアでも映画産業は盛んだとのことでした。

議事堂内には写真入りのネームプレートが立てかけてあります。新米議員でもすぐに顔を覚えてもらえそうです。

この椅子は王様の椅子で、議長席の真後ろに位置しています。王様の眼下のもとに会議が行われるそうで、この席だけは王様以外が座るのを禁じられています。

中庭でもガイドは続きます。ハーブを取って匂いを嗅いでいる様子。

中庭に咲くイランイランの木。ジャスミンのような花が咲いており、匂いも似ています。

一行は新市庁舎を後にしてイオンモールへ=3

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