お金の使い方は心のバロメーター
愛はお金で買える―と言われる位、お金も愛と同じようにパワーを秘めています。
お金にうるさい人やケチな人はなぜ自分がお金を出すのが惜しくなるか考えたことありますか?
今日は家族に奢る機会があったのでお金について考えてみました。
私は一時お金を稼ぎたい時期があったため、知り合いのベンチャー企業で働いていました。特に買いたいものがあったわけではないのですが、とにかく稼いでおきたかったので極力お金を使わないようにしていました。
この生活の前は自己探求が好きなので、セラピーを受けたり、カウンセリングの勉強をしたりしていましたが、この時期は忙しかったこともあり、まったく自己探求をしない時期でした。お金もスキルも少しずつ手に入っていき充実感はありました。
けれど段々今まで自己探求に使っていたお金をもったいないと思うようになりました。同時に、趣味を兼ねた勉強会や友人との食事会に支払うお金ももったいないと思うようになりました。
一方で、お金もスキルも手に入ってきたけど、今まで自己探求で満たされていたワクワク感や友人からの刺激がなくなっていきました。ちょうど仕事も一区切つき時間が出来たとき、ふと今までカウンセリングで読んでいた本を読むと、自分の心の中を覗くことが出来ました。
心の中を覗いてみたら、お金の使い方(お金を出し惜しみしている)についてもふと思うことがありました。
お金を出したくない人と気前よく奢る人の違いは何だろうか?
もちろんお金持ちかどうかというのもありますが、自分の心の状態が不安定の時に気前よくお金を出せるだろうか?
心が満たされていないのに、愛と同じくらい重要なお金が減っていくのは、増々心がすり減っていく気がするのではないだろうか?
つまり、心が十分満たされている時はお金も出し惜しみしないけれど、そもそも心が満たされていないと出し惜しみする。私が出し惜しみしていたのはこの理由からでした。
このことに気づいたのはセラピーに支払うお金が決して安くはないのにお金を出す時に全く抵抗がなかったことがきっかけでした。
いくらお金持ちでもケチな人は、お金では埋められない部分が心にあるのに、それをお金で埋めようとします。けれどお金に変わる心を埋めるものがないので、お金が出ていくことに対して心が減らされていくように感じ、より一層ケチ癖がつくように思います。
反対にお金はないけれど心が満たされていたり余裕がある人は、わずかなお金を人のために使う人もいます。そういう人は周りが与えてくれます。だって自分から先に周りに与えているから。
まとめると…
自分のお金の使い方を見ると、心が満たされているかどうかわかる。
お金の使い方が心のバロメーターになると考えると面白いですね^^
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