チェンマイ中毒① コムローイ祭り

コムローイ祭り?何それ?


『搭の上のラプンツェル』と言えば、わかる人がいるかもしれないです。


チェンマイ旅行の一番の目的はこのお祭りです!


一生に一度は見たい絶景にも挙げられる、満月の日に行われる仏教徒のお祭りで、夜空に一斉に熱気球を上げます。



参加には会場のチケットが必要で、大体13000円~の値段になっています。

中にはチケットが手に入らず会場の外で待機する観光客多数。


それもそのはず、旅行会社が席のチケットを買い占めているので、個人で買うには数が制限されているからだそうです。



会場に来てみると日本人だらけ…


なぜこんなにも?と思います。



逆に欧米人が少なかったのは納得しました。このお祭りは一瞬の盛り上がりなので、派手さや楽しさが延々と続くような祭りでないからでしょうか。



会場に到着したのは15時。式典が始まるのは19時で、実際にコムローイを上げるのは21時。

メインイベントまで時間があるので、会場案内してくれたタイ人の学生さんとしゃべって時間を過ごします。



式典開始し、いよいよコムローイを上げるのか!と思いきや、

打ち上げる前には僧侶による言葉と瞑想の時間があります。



はやる気持ちを抑えて、瞑想で一度心を静めます。

15分位の時間ですが、今まで自分の犯した失敗や過ちを思い出します。



アナウンスによるリードで、段々と自分の内側に入って静かなところに落ち着きます。


その後にアナウンスに従って、コムローイを一斉に上げます。


一人だと火をつけられないので協力が必要です。


「では空に放って下さい。」

みなが一斉に手を放します。

一瞬のうちに会場が歓喜の声に包まれました。


空に高く高く打ちあがるコムローイ。


自分のことだけでなく、自分を取り巻く環境・世界で起きている災害や事件について、人々の思いがコムローイに託されます。

みるみるうちに遠く見えなくなっていくのですが、いくつものコムローイが連なってまるで天の川のようでした。

盛り上がりはほんの一瞬。

でも、空に上がっていくコムローイはいつまでもいつまでも眺めていたい。

そんな穏やかで静かな気持ちになりました。


台湾でも同じ天燈祭りがあるようです。

日本だったら…想像してみます。


外国人が騒いでうるさい


会場や会場周辺がごみだらけになる


など『外国人のマナーが悪い』という声が上がりそうです。


「火事が起きたらどうするんだ?」という声も聞こえてきそう…



外国人の観光客目線より、自国民目線を優先して考えしまうのではないかと思いました😃💦



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