結婚したければ比較をやめる

 最近会った独身の友人。結婚相手の理想は元カレだそう。理由は父親に似ているから。

定職を持っていて稼ぎが安定し、夕方には帰ってきて愛妻家。タバコやギャンブルはせず、

お金のかかる趣味もない。性格も穏やかで優しい。

元カレはそれに近かったけれど、人格的に父に及ばず分かれてしまった。


そんな父親いたら結婚したいわ!と思う位羨ましい父親のいる友人。

でもですね、父親は世の中で一人だけで同じ人はいませんぜ。

同じような人は地球の裏側までくまなく探したらいるかもしれないけど、同じ人なんていやしない。


結婚するためには、比較するよりも目の前の相手の人そのものに関心を持つこと。

もちろん持たれることがあって交際が始まるけれど、相手が自分に関心がなくともこちらが

興味津々で相手に接していたら悪い気はしないハズ。

 

この人帰りが遅い仕事で一緒の時間を過ごせないから×

不安定な職業だから×

タバコ吸っているから×


その×は状況によって変化するかもしれないのに、今その条件が気に入らないから、その人自

身を否定してしまうのはもったいない。


どうしても受け入れがたい部分がない限り、「この人ってどんな人なんだろう?」とじーっ

と観察したり質問したり色々実験(といったら失礼か…)してみると、自分の予想だにしていない部分が垣間見えて、その人にもっと関心が出てくることがある。


逆にどんどん嫌な部分が見えてきたらそれまで。

でも見る側の力もあるのは忘れないでおきたい。

「この人は自分の相手にふさわしいのか?」といった、ジャッジから始まると相手の嫌な部

分しか見えてこない。でも関心から始まるといい部分は見えてくる。


過去の経験や理想に引きずられず相手を見れるともっともっと交際のスタートも結婚も楽に

なる。

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