体調を崩してみて気づいたこと

自分の中にものすごくどす黒い水が流れていること。食中毒で一週間位体調を壊していたこともあり、なかなかブログが書けませんでした。

その間に考えていたことと言えば、まあネガティブなことばかり。

 

なんで自分だけが…。何もする気力が出ない。

私が体調を壊しているのだからパートナーは私に優しくすべきだ、

否優しくされて当然だ、とか。


基本的に四六時中、自中心的になっていて、自分の思う通りにいかないと、イライラしたり悲しくなったり、頭の中で悪口をグチグチ考えたりと、一人で忙しくしていました。


病棟に勤務していた時に一人、とても口の悪い患者さんがいて、いつもその人の部屋に行くと何かしら怒鳴りつけられていたのを思い出しました。

「この人なんでこんなこと言うんだろう、この人マジ嫌い。」

と医療者ながらいつも思っていたので、この人のベッドサイドに行くのが苦痛でしょうがなかった。


でも今考えてみると、この人は末期がんでもう先がないので自暴自棄になっていたのだったなと。そりゃ、病状の経過が読めないことの不安、いつ死ぬかわからない恐怖が側にあり、同時になんで自分が…という怒りも持っていてその怒りはどこにぶつけたらいいのかわからなかったような気がします。

身近にいる看護師に当たるのも当然と言えば当然なんですよね(当たられていた時は辛かったですが…)。


それに比べてたかだか下痢と発熱位で、人にあたっていた自分がちょっと情けない。

大した病気でもないのに、不機嫌になったり、相手の悪口を考えたりして、コンディションがいつもと違うというだけで自分のドス黒い部分がこんなにも出てしまうのかということに気づかされました。


『状態が悪い時こそ、自分のことよりも人に尽くせ』と聞いたことがありますが、

自分にとって危機的状況の時に、本来の自分(人間性)が出るような気がします。


人間性を磨く場合は特にコンディションが悪い時が一番磨かれ、それは自分の感情や考えをいつもの水準に戻すことが鍵になるのではないかと思います。

川崎貴子さんの『愛は技術』にあるように、恋愛するにおいては先天的なもの(顔、性格など)だけでなく、後天的なもの(技術や経験)でカバーできる部分があります。人間性も同様に技術や経験の部分は大きいと思いました。


今回の自分の弱さと相手への思いやりのなさを肝に銘じておきたいです^^;


ブログを編集したもので、愛されたい女子におススメ!

最近は更新されていませんが、今読んでも面白い記事がいっぱい♪

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