素直な人とは?
8日ぶりに外に出た。いつもよりも音が大きく感じ、外にいる方が逆に孤独を感じたりしばらく外に出ていなかっただけでいつもと感じ方が変わっている。
スーパーに行った時にたまたま今月号を読んでいなかったことにも気が付いた。今月ももう終わりなのに手に取ってみる。
生きるヒントと題して書かれていた文章に目が留まる。結果の出る人とでない人の違いについて書かれているのだが、その中でキーになるのは『素直』かどうかであるということだそうだ。素直といういと、人の言うことに文句言わず「やる」とだけ決めて取り掛かる心の持ち主のような印象を持っていたが、どうやら文章を読んでその考えが少し変化した。
素直な人とは、単に直に聞くことだけでなく、結果が少しでも出たら自分が喜んで、結果を認める人のことだ。
ダイエットだったら例え少ししか痩せなくても、仕事で稼ごうと思って少ししか稼げなくても「痩せた」「稼いだ」という結果が出たことには変わりない。
まだまだと現状に満足しないことは、成長するには不可欠だと思う。けれど、周りに「凄いね」と褒められたとして「いえ、全然。」と返したらせっかく言葉を掛けてくれた相手はどう思うだろう?
否定された気分にならないだろうか?何回もこう否定的な返事が返ってきたら、「この人は何を言っても否定する。」と思い、もう褒めたり励ましたり「相手を元気づける」言葉を掛けたくなくなるだろう。それは同時に自分も聞いている言葉なので自己否定することにもなる。いくらやっても「OK」を出さないので次第に目標に辿りつくまでに息切れしたり、投げ出したくなる人もいると思う。
だから、早く成長しようと思ったら変化を認め、次はどう行動するか考えることに力を使ったほうがいい。相手が心から讃えてくれていて、実際に結果を伴っていたら素直に喜んだらいい。その方がいちいち否定することにエネルギーを割かずに済むので、ずっと早く成長する。
そう思えたのは、グローバル女子会に参加した最終日に次回の開催国が決定したことが大きい。
初めてグローバル女子会に参加し、「次回はジャカルタでやってみたい。」とつい口をこぼした。それを先輩たちが聞き逃さず(?)、私の意志(本当に開催する気があるか)を確認し、あれよあれよという間に開催時期と下見時期が決まった。
人との予定をその場で決めることがあっても、大きいイベントが目の前で決まるのは初めてのことだった。決めたのは自分でもあるが、経験を重ね幾度も自己成長を続けてきている先輩たちは「やりたい」という気持ちに素直に従い、人の意見を聞きながら何度も開催することで結果を出してきた。同時に結果は自信と喜びをもたらし、そのの度に素直さは輝きを増しているのだと思う。
やりたいといったものの、そういった大規模の会の経験がないので、自分で「皆が満足する会にしなきゃ」とか「ジャカルタに来てもらってよかったと思ってもらわなきゃ」とか勝手にプレッシャーをかけていた。
「小さい規模で皆の協力を得たらいいから」そう言われて肩の荷が下りたのは、とにかく「開催する」という結果を出すことが最優先と認識させてもらったからだ。
初めての場合はとにかくやること。やったことで、やったという結果を自分で認めよう。
体調を崩していて後ろ向きに歩いていた日々であったが、ようやく身体の方向を変えられそうだ。
尊敬する裵英洙さんの記事。本文に出てくる事例の研修医も成長する人。素直な人は成長する人であり、同時に周りにも愛され意見を尊重されやすいのだと教えてくれます。
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