ジャカルタ漁港ツアーを開催しました!

普段ジャカルタ漁港に来ることは滅多にないのですが、インドネシアは世界を誇るまぐろ王国であり、国際貿易の玄関口であるので一度は行ってみたい場所です。

なので今回、ジャカルタ漁港に40年以上携わっている折下定夫さんに協力をお願いして、ジャカルタ漁港ツアーを開催しました!

最初に事務所資料館でジャカルタ漁港にまつわる基本的知識からおさらいしました。

海域に始まりインドネシアは世界第三位のEZ(一番は米国、二番は豪州)、漁港における日本のODAの歴史など、中学生で習ったことを思い出すかのように聞きました。

頭にある程度の知識が入ったら、いざ漁港見学に出陣!

最初に氷の精製過程を見ました。海水で高濃度だと凍らないため真水を加えて奥で製氷しています。

製氷されたものが写真のように型から出されます。この氷一つ一つが集荷され、漁港内の工場に届けられます。

次にタワーから漁港を眺めました。

ジャカルタ漁港は思った以上に綺麗に保たれています。

船はイカ漁のためのもので、2-3週間は出払うそうです。また、一部エビはスマトラ島で養殖されたものを陸路で運んできてジャカルタ漁港で加工しており、日本にも輸入しています。帰国して日本でエビを食べる時、ここで加工されたものかもしれないと思うとなんだか嬉しくなります^^

ジャカルタ市内の景観は、残念ながらスモッグで、遠くまで見えませんでした。

タワーの床にはODAマークがしっかりと協力を主張していました。他国に比べてよく日本は援助した場合の自国アピールが下手だと聞きますが、ここはしっかりと日本のODAの現場であったことを感じ取れます。

最後に自然環境を考慮して植樹したマングローブを見ました。

折下さんのアイデアで始まったこのマングローブは、6年経つ今、立派な防波堤になっています。現在も植樹は続いています。コツコツと着実に積み重ねることがいつか大きな実を結ぶことを感じさせてくれるマングローブです。

葉の裏を舐めてみて!との折下さんの言葉に一同舐めてみると「しょっぱい!」と声を挙げました。ここの海水を吸ってマングローブは成長していることがわかります。

木の芽もお土産に持って帰りました🌱

見学の後はおまちかね、鮮魚のランチ会です♪

生マグロ、スモークサーモン、マアジなどラインナップに富んだ料理が食卓に並びます。

料理をしながら引き続き折下さんに質問したり、テレビ出演した時の映像を見せてもらうなど、終始会話に尽きることがありませんでした✨


参加者の方には鮮魚を購入出来ると思って来られた方もいらっしゃったので、折下さんにお願いし、急きょ魚の販売会を開催!!実際に食べて美味しいと思ったお魚をそのまま購入できるので、みなさん満足しながら帰られました^^

折下さん宅にはここ10年間で3000人以上の方が遊びに来られているそうです。

人が集まるあたたかい場所と美味しい魚を味わいたいなら、ジャカルタ漁港へ足を運んでみてはいかかでしょうか?

ジャカルタ漁港について詳しくわかります。

折下さんは本も出版されています。

0コメント

  • 1000 / 1000