駐妻という存在
ジャカルタに来た当初は仕事できず、時間を有効に過ごせないものだなと思っていました。そんな考えが4ヶ月経ってから少しずつ変わってきました。
働きたくても働けないなら日本帰ればいいとか、じゃあお稽古始めたらいいと簡単に言う人がいます。けれど子どもの学校の送り迎え、夫との夫婦関係、ママ友関係などこちらに来ると日本とはまた違った苦労もつきものだと色々な駐在妻と話していて思うようになりました。
私は子どもがいませんので、子育てやママ友の付き合いがないこともあり苦労がないと思われます。今のうちに好きなこと出来るわよとよく言われます。ですが、いなかったらいなかったで、夫が帰ってくるまでの時間を毎日一人で過ごしたり、日本のように夜出歩けないので家にいることがとても多く、孤独な時間も沢山あります。
でも立場は少し違えど、自分の想像が出来ない部分で必ず悲しい思いも辛い思いもしていることは間違いない。同時に海外暮らしが長い駐在妻は、シッカリを自分を持ち、精神的にも強靭な方が多いとわかりました。海外暮らしは憧れられますが、忍耐力なしには生活していけません。
どんな場面でもどんな感情が押し寄せてきても受け止めて生きていく。そんな存在になってきたいものです。
内藤加奈子さんのブログではどんな感情も1ミリも余すことなく味わうことを教えてくれています。病める時も健やかなる時も、どんな時でも自分を大事に大事にしていきたいですね。
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2015.09.25 18:00
2015.09.25 07:04