一瞬で熱くなる動画

十二国記第七話のワンシーンです。


主人公の陽子が自分の心の闇であるサルと問答するシーンがアニメの最初の回しばらく続きます。サルとの問答が終結するのがこのシーンです。


いつも人の顔を気にしていい顔をして生きてきた陽子。異国の国での旅路で裏切られて人も自分も信じられなくなります。


陽子は自分が弱いことをよく知っています。一方で自分が強くなりたいと願っていることも知っていますが揺れ動きます。


しかし一匹の半獣・楽俊との出会いを通して陽子はだんだんと変化していきます。


人を信じることから自分を信じるようになっていきます。親切にされるのは相手がしたいと思うからするようになっていきます。自分の本心に耳を傾けるようになります。


『裏切られたっていいんだ。裏切られたって裏切った奴が卑怯になるだけだ。

私は死なない、卑怯者にもならない。

善意でなければ信じられないか。相手が優しくしてくれなければ優しくしてはいけないのか?

そうではないだろう。

あたしが相手を信じることと、相手があたしを裏切ることとは何の関係もなかったんだ。

そうだ、あたしは一人だ。

だから、あたしのことはあたしが決める。

あたしは誰も優しくしてれなくても、どんなに裏切られたって誰も信じない卑怯者にはならない。

世界も他人も関係ない。

あたしは優しくしたいからするんだ。
信じたいから信じるんだ。
負けない。


オープニングも聞くと武者震いしたくなります。勇気をもらい主人公同様「負けない」と誓いたくなる動画です。


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