岡部明美さん3days琵琶湖ワークショップに参加して

岡部明美さん(通称明美ちゃん)のワークショップは2回目の参加でした。


初参加は去年。仕事で行き詰まりを感じてどんづまりだったので、何でもいいから打開策を見つけたいの一心で参加しました。参加後は仕事が妙に楽しくなったのを覚えています。


ワークショップは毎回内容がパワーアップしていたり、場所や参加者によって全然違うワークショップになると知ったので単純に「参加したい」と思って参加しました。


参加者の中には「最新の明美ちゃんが見たいから」とか「お手伝いの方が作るおにぎりが食べたいから」とか、驚く理由で参加する人も稀にいますが‼、

ほとんどは「問題を抱えている」から参加している方です。

私もどうにもならないので、参加しました。


自分だけでなく相手のセッションを見ているだけでも共鳴します。

なぜかわからないけど涙が出たり感情が揺さぶられます。


色々なワークに参加して一つ言えることは、

うまくいっていない現実は、親との関係が原因になっていることがほとんどです。


幼少期に親が離婚した、いない者として育ったなど愛されていないと子どもの頃の自分が思っている限り、人間関係に何らかの形で支障を来たします。自分で「何も問題ない」という人もいますが、人と関わって生きている限り、何も起こらないなんてことはない。

自分の感情に蓋をして見たくないからそう断言する人もいます。

自分でどうすることも出来ない場合、カウンセラーの力を借ります。


現実世界で、私たちが能力として使っているのは顕在意識。それは5%と言われています。95%の潜在意識は普段使えないものです。


自分が幼少期に傷ついた経験は辛いものなので、誰しもそれに触れたくない。だから忘れたものとして蓋をします。だから直接人に尋ねても「わからない。」と言われることも多々あります。でも潜在意識は覚えています。辛かったからもう二度とその辛い経験はしたくない。


でも、潜在意識にアクセスして過去の傷を見つめないと、本当の意味で自分の望む現実は生み出されません。


よく明美ちゃんのワークショップでは「ビリーフ(思い込み)」という言葉が使われます。

幼少期に親や周囲との関係性で、『自分が生き延びるために決めた考え』とも言い換えられます。


私は「自分は欠けている」というビリーフを持っています。


小学校1年生の時にテストで0点をとったことで「私はバカなんだ」と思いました。それまでに0点は恥ずかしいこと、バカの証拠とテレビや親からの刷り込みがあったので、そう思うのも自然でした。

その時に、だから勉強しないといけないんだと思いました。


また、幼少期は体格がよく男の子にからかわれていたので「私は周りと違うんだ」とも思いました。

それが2つ掛け合わさると、「私は周りと違ってバカだから頑張らなければいけない」と思い込むようになり、その考え方を持って今日までいます。


それがどうして「自分は欠けている」という考えになるのかはハッキリわかっていないのですが、頑張れば頑張るほど「足りない」と感じるようになったのではないかと思うのです。


自分は欠けた存在。だから常に外に答えを求めます。自分に満足することはない。


ワークショップの最終日にこんなカードを引きました。

参加者のみなさんは私を見て「ぴったりだね~。」と反応していましたが、私は全くしっくり来ませんでした。正確に言うと、そのカードからのメッセージが受け入れられなかった。


私は何もないと思いました。


こんな自分は何が出来るのだろうと。


ワークショップではウェルネスダイナミクスの解説もありました。その時に、他の人は突出した気質が何かしらあるのに私は四角形でした。そこですごく不満に感じました。


器用貧乏


器用と言えばそうかもしれませんが、平凡

➡突出したところがないから何も成し遂げられない

➡そんな自分は価値がない。

一瞬にしてそんな考えが浮かびました。みんなと形が違うことも不満に感じた理由でした。


「自分だけ違う」


人と違うことは悪いことではないとわかっています。単に違うというだけだと。

それでも自己肯定感が低い私には、人と違うことが耐えられない。


そんな自分の反応に対し、周囲は「もう沢山持っている」と言ってくれました。


嬉しかった言葉は「いるだけで安らぐ」ということ。


自分は仕事も中途半端で、夫婦関係もさしてうまくいっていると言えない。そんな自分に何か出来ることがあるわけではない。

けれど、「いるだけでいい」という言葉は、心のともしびのように感じました。

究極のメッセージです。


自分ではまだそう思えない。でも、過去の経験から思い当たることもあります。

そう周りが思ってくれていることを受け入れてみます。


いるだけでいい


このワークショップで最も心に残ったことでした。

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