幸せのために舵を取る

―まずいのは、「僕に何を求めますか」という人。こういう人は、言われたことはやるけれど、言われないとやらない人ですから。新しい価値を生み出すのは難しい。それに……受け身の人は、人を幸せにしようと思う力が弱いですよね。


だから、誰かに自分を幸せにしてほしい、なんてことを思うんです―

採用選考基準の記事ですが、企業で働く場合もそうですが人付き合い、特に恋人や夫婦関係など親密な関係になる場合に「誰かに幸せにしてほしい」ではいつまでたっても2人で幸せになれないと思うんです。


なんでか。



それは相手も幸せにしてほしいと待ちの姿勢で臨んでいる人が多いから。人と話す場合も、話を聞いてほしい、自分のことをわかってほしい、構ってほしい…という人は多いのではないかと思うんです。


私も気を付けないと「~してほしい症候群」にたやすくかかります。なので、相手との関係で「~してくれない」と少しでも感じたら、ベクトルが相手から自分になっていることを自覚し、自分から相手になるようにイメージして接するようにしています。



心理学には、「自分の領域」「相手の領域」「神の領域」と3つの領域があります。


この場合「相手の領域」に自分が首を突っ込んでいる状態になっています。相手は変えられないのに無理やり変えようとしている状態です。変えられるのは「自分の領域」。それが変わると「相手の領域」も影響を受けて多少変化が起きるかもしれませんが、それは相手によりますからどこまで変化するかは未知数です。


なので「あの人はいつもああだ」「またしてくれない」と言っているうちは「相手の領域」に入っているわけですから、一度退出しましょう。

そして自分のことの集中しようと決め、「自分の領域」に入ってみましょう。


海外赴任だと夫の仕事が忙しく全く構ってもらえない時も多いので、ベクトルが相手から自分に向きっぱなしで「相手の領域」に入り浸る時も当然あります。

そういう時は一人でぷりぷり怒りながらも、自分の好きなことをちゃっかりやってイライラを減らしてから=ままずは自分の領域に入ってから、次に「構って~」と可愛く言いましょう。最初に自分の領域に入っておけば、感情面においては自分次第でいくらでもコントロールできることが多いので、イライラが減るハズです。


恋愛も結婚も相手任せにしてたらいつまでたっても自分の幸せに辿りつかん!


待つ時間があればさっさと「自分の領域」に入り、自分で舵を取って一足お先に幸せになってしまいましょう!!

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