JCC主催・プアサ(断食)とレバランセミナー

もうすぐラマダンが近づいています。

JCCではラマダン直前に毎年、新赴任者向けにセミナーを開催しているそうです。

今回初めてのラマダン&レバランを身近に感じられる機会なので、理解を深めるべくセミナーに参加してきました。



配布された資料①です。

重要な箇所にマーカーをひきました。

知らなかった点は、喜捨をすること。


イスラム教では喜捨は徳を積む行為とされていますが、喜捨する側はともかくされる側が感謝することがないのは日本人の感覚からすると意外です。知り合いのインドネシア人に尋ねたところ、イスラムの文化として富める者は貧しい物に与える、また貧しい物は与えられるのが当然と思っているようで、する側も感謝を期待していないそうです。


また、厳格なムスリムは唾も飲み込まないそうです。厳格な人は額を見ればわかります。毎日お祈りをしていると首を垂れる習慣のために額が黒くなっています。


厳格な人は失敗するリスクは低いですが、失敗した場合その分を延長して断食することもあり、普段食べるのが大好きなインドネシア人のムスリムにとってはまさに修行のように思えます。


資料②

質問があったのは交通費をいくら支払えばいいのか?という内容。


往復で大体1万円以下が相当だそうです。例えば、ジョクジャカルタにバスで帰省する場合は8000円位かかるらしく、レバランの時期は需要があるためチケットは2倍ほど値上がりします。そのため、帰省の時期をずらす人もいるそうです。


気を付けるべくは、メイドやドライバーが帰省したまま帰ってこないこと。それを防ぐために、例えばボーナスを半額、1~2/3だけ渡し帰ってきたら残りの額を渡したりと、支給額が高額になりすぎないようにして、帰って来てもらう工夫をすることだそう。


せっかく雇ったのにまた一からコミュニケーションを取るのは手間だし、言葉になれないうちはストレスがさらに溜まりそう💦


実際レバラン&ラマダンの様子をまたお伝えしていきます!

こういったお菓子でお祝いするそうです。可愛い♬

0コメント

  • 1000 / 1000