お願いして教えられたこと
日本にいる看護師・起業家の友人が大型のイベントを開催するにあたって、協賛企業の紹介を依頼されました。
知り合いの経営者に頼むにも、お金が絡むため中途半端な案内は出せないと思い、案内作成のために友人にお願いしようかと思いました。しかしお願いするのに一瞬躊躇しました。
友人からのお願いを引き受けだけなのになぜ?
そう思いましたが、お願いするのが苦手なのは昔から。
人に否定されるのが恐いから。
だから自分で何でもやることが多かった。それでしっかりしてると言われて逆に助けてもらえなかった。でも、今回は開催までに時間もないし、自分では無理だと思ったからお願いすることにしました。
メールを送って断られたら…と思いましたが、即レスでOKの返事が来ました。
助けてもらってありがたいと思う一方、
どうして助けてくれるんだろう?
という感情がよぎりました。それで本人に聞いてみると
私に頼まれてノーって言えると思うw?
と。嬉しい反面、それでもお願いした友人には何も返せないし、今まで十分に返してこなかったと伝えたら、思いもよらない言葉が返ってきました。
返す返さないは気にしないでいい。
もし僕に助けられたと思うなら、今度そう言う風に誰かを助けてあげて。
僕はまた他の人からも助けてもらうだろうし、そうやって世界は動くじゃん^ ^
目から鱗でした。
バイロン・ケイティの言葉で好きな言葉があります。
”現実は自分の考えよりも優しい”
お願いを躊躇したのは「お願いしたら断られる」という強い思い込み(ビリーフ)が根底にあるから。そのビリーフを持って生きているといつまでも、「頑張ってるのに周りが助けてくれない…」と思って行動することになります。本当はそうでないのにね。他人を寄せ付けないような雰囲気を出していたり、姿勢でいるから他人が寄りづらいだけ。本当は周りは助けたい。本人が「助けて」って声を出すのを待っているのかも。
基本的に人は「助ける」ことは嬉しいことだから。
今回は
自分のビリーフからくる恐怖(断られたらどうしよう)<友人の力になりたい
と思えたからたまたま行動に移せた。
実際行動に移して自分の思い込みと違ったら、それが現実であることがわかります。もちろん断れることもあるけど、一度受け入れてもらったら、断られても「そういうこともあるよね」と思える割合が増えてくる。
これからは「お願いの練習」も必要だ。
よし、手始めに主人に何をお願いしようかな^^?
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