今を生きるとは、物事をよい方向に持っていくこと

 今日は女性向け雑誌『LDK(Living Dining Kitchen)』のアンケート取材を受けてきた。

依頼のメールを頂いた時、読者の声を聴いているんだと驚いた。


正直なところ、読者ハガキを読む時間なんてないだろうし、読んでいないだろうと思っていた。

が、そこはやはり雑誌編集のプロ。今や雑誌が売れない時代なので、読者の声は必須。自分のハガキ意外にも寄せてあった内容を覚えており、雑誌作りに生かしていることが話をしていてよくわかった。


意見を聞くために、自社の雑誌を10数冊持参していたのにもまたもや驚き。相手を配慮して、また有益な意見を聞き出すための行動。


内容にマンネリ化があること、読者層を想定しているため、ブランドや所品のラインナップにも限界があることなど、困っている点も素直に話してくれた。


端々で感じたのは、今の雑誌を存続させるために、一つでも改善出来ることを聞かれているということ。「生き残るのが大変で~。」なんて言葉は一言も聞かれなかった。


ただ真剣に質問してくれたので、こちらも真摯に答えたいと思った。自分の意見が的を得ていたかはわからない。けれど、物事をよい方向に持っていこうとする姿に対して、何か力になりたいと思った。

今を生きるって、悲観したり、停滞したままで時が過ぎるのを待つのでなく、よい方向に持っていこうとすることじゃないか?


おまけに雑誌まで頂いたので、LDKのファンにしてしまうような爪痕を残されてしまった。

雑誌が飽きずに面白く感じるのも、今日の編集者のような人が作っているからだろう。


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