子どもがいても働く選択をする事に対して思うこと
子育ても、仕事も中途半端になるなら。
旦那の稼ぎで生活できるなら。
仕事によって子どもが犠牲になっていると感じるなら。
働くことを諦めてもいいのか?
NOだ。
所変われば考え方も違う。もちろんサポート体制や社会の子育てに対する価値観も違う。
ジャカルタに住んでいる時は、少なくとも子どもを預けることに罪悪感を感じているワーキングマザーには会わなかった。
仕事をする理由として、
自分が外に出ている方が子どもと気持ちよく接することができる。
自分の働く姿を子どもに見せたい。
家でじっとしてられない。
まだまだ仕事を通して成長したい。
子どもを持とうが持たまいが、働くことに対して蓋をせず、素直な気持ちを持つことは自然なことだと思う。
ジャカルタの駐在妻を1年やって、自分だけの時間が24時間あり、仕事以外でその時間を過ごすのはとても困難だった。いくら有償or無償ボランティアや趣味をしていてもだ。子どもがいてもジャカルタの駐在妻は絶対暇だと思う。
インドネシアは特に就労ビザの取得が困難で働くのが難しいので、パートナーの任期が2年~なら、1年のうちに何回か帰国して、派遣でも単発でもいいから日本で働くのはアリだなと思う(子どもが見れてもらえるという条件がクリアできればだが…)。私は滞在が1年間だったので、東南アジア諸国に一人でよく旅行したり、海外ボランティアに参加したりした。
子育てだけで幸せならそれでもいいと思う。
ただ子どもはいつか巣立っていくし、巣立った後に自分に残るのは何か考えるが、今の私にはわからない。
仕事をしていればキャリアは残る。
もちろん仕事ばかりで家庭を顧みない結果、家庭(もしくは夫婦関係)が崩壊するケースもなくはないが、子育ても仕事も大切にしたいと思っている女性は、最終的に何とかバランスが取れるように仕事を調整するだろうから、崩壊までには至らない気がする。
崩壊するまで仕事を優先する女性はそもそも子育てと仕事の両立で悩まず、仕事するのは当たり前のことで悩む前に行動している。別に家庭崩壊が悪いわけでなく、その人にとって仕事が全てで、生きがいならそれでいいと思う。家庭より大事なものがその人にとって仕事なわけだから。仕事に邁進するというのも立派なことだ。逆に私はそこまで仕事一筋でないので羨ましいと思う。
少なくとも「自分はこれが出来る」と、子どもが巣立ってからも言えるようになっていたいなと思う。
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